イタリア語では一般的に、レストラン(リストランテ・Ristrante)が高級な食事場所です。
続いてTrattoria(トラットリア)、Osteria(オステリア)が安い飲食店で、Mensa(メンザ)が食堂となっています。
イタリアで美味しいイタリア料理を食べる時、レストランには一体どんな服装で入るのでしょうか。
イタリアに来て何度かレストランに入っていますが、ドレスコードが必要なところに一度もであったことはありません。
コースが出るところや、イタリア人の友達に誘われてプライベートレストランのようなところにも入ったこともありますが、特に決まりはありませんでした。
昔はレストランや他の飲食店で違いがあったのかもしれませんが、今のイタリアでは特にありません。
もしかしたら、お金持ちの人たちしか入れないような秘密の超高級レストランではあるのかもしれません。
しかし、イタリア旅行でツアーや自力で入る街のレストランなら、特にジーンズやスニーカーといった日本人の感覚的にラフな格好でも問題ないでしょう。
レストランはお酒をどう飲むかでまた値段が違いますが、
コースだと一人20ユーロから50ユーロくらい、
パスタかピザ系の第一のお皿(プリモ ピアット・Primo piatto)1品だけならだいたい10ユーロか12ユーロくらいからスタートが相場です。
イタリアは都市によって物価が違いますが、だいたい20ユーロくらい(3,000円弱)あればレストランでお酒と料理を楽しむことができるでしょう。
食後に必ずデザートかコーヒーを勧めてきますが、いらなければ断ってもOKです。
イタリア人は習慣的に食後にコーヒーまたは食後酒を「消化のため」と言って飲んでいます。
イタリア旅行では、レストランにも気軽に服装を気にしないで、お店のお値段は気にしながら入ってみましょう。
次からは、イタリアのレストランから、男性と女性の実際の様子をご紹介します。
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イタリアのレストランでの女性の服装
イタリアでは、女性同士でレストランに行く時は女性がお酒を注ぎますが、基本は男性がつぐものだそうです。
日本だと女性がついだり取り分けたり忙しいので、イタリアだとちょっと楽できますね。
特にレストランに入るのにドレッシーな服装をしていません。
冬場なのに背中を露出した服装の女性も!
イタリアは室内でも暖房があまり効いていないところもありますが、暖かいところだと背中や肩を出した服装をしている女性を見かけます。
イタリアのレストランの女性の服装は、ジーパンとスニーカーでもOKです。
もちろん、キレイ目なワンピースを着たりしてもOKです。
服装に気を使わない、取り分けに気を使わないイタリアで、女性もおいしいイタリア料理を満喫しましょう!
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イタリアのレストランでの男性の服装
女性と同様に、男性もイタリアのレストランではカジュアルな格好をしています。
襟付きのシャツでなければレストランには入れない、ということもイタリアではありません。
スーツの人ですら、あまり見かけません。
お昼の方が、休憩時間に来ているような人を見かけます。
レストランの人も、制服ではなくラフな格好をしていたりします。
一流シェフや政治家、セレブ御用達のようなお店だとまた違うのかもしれませんね。
イタリアの街でメニューに値段が書いてあって、人でにぎわっているようなレストランなら普段着で入って問題ありません。
日本でもそうですが、あまり人が入っていないレストランは人気がない可能性があるので、入らないようにしましょう。
イタリアはとにかくパスタやピザが美味しいです。
第二のお皿(セコンドピアット・Secondo Piatto)は魚かお肉でこちらもおいしいです。
第一のお皿から両方とも頼まなければいけないということはありません。
伝統的なイタリアのコースだと、
前菜→第一のお皿→第二のお皿(付け合わせのお皿も一緒)→デザート(コーヒー)
と食べていくものですが、全部フルコースで食べると高くなりますし、お腹いっぱいになりすぎますよね。
パスタ&ピザの第一のお皿をスキップして、第二のお皿だけを注文してもOKです。
イタリアでは服装や料理のルールに縛られずに、楽しくレストランで食事をしましょう!
(ただし、パスタをスプーンとフォークで食べるのは「赤ちゃんの食べ方」なので、デートなどではフォークだけで食べるようにした方が良いでしょう。)
イタリア一年の服装体験まとめもチェックしてみてください♪