イタリアの年始はまだ最高気温が10度以下、夜はマイナスと寒い日々が続きます。
晴れていれば冬場でも日差しが暖かいのですが、雨の日は霧も出てさらに寒く感じられます。
降水確率が低くても、折り畳み傘は持っていた方がいいでしょう。
イタリアではクリスマスは家族で過ごす日ですが、年越しは人と集まって騒ぐという人が多くいました。
一方イタリアの年始では、教会に一年の最初のお祈りへお出かけしている人たちの姿がありました。
日本の初詣のようですね。
きれい目な黒い服装をしている人が多かったと思います。
クリスマスシーズンを含む年末も、きれいな服装をしている女性が多かったです。
その時の様子はこちらのイタリア12月下旬・年末の女性服装の記事でご紹介しています。
もちろん、ダウンやジーンズで街を歩いている人もいます。
1月1日からデートをしているカップルの姿もありました。
女性は灰色のコートにドット模様のマフラー、アクセントに紫系の手袋、そして革鞄。
シンプルですけど可愛いデートの服装ですね。
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イタリアの1月下旬の女性のコーディネイト画像
年始でも、イタリア女性の定番冬の服装をしている人がいました。
帽子、ダウン、タイトなジーンズにショートブーツです。
若い女性から年配の女性まで、このコーディネイトはイタリアでは定番ですね。
イタリア服装コラム・ジーンズとイタリア服装コラム・ダウンも参考にしてみてください。
一方でこれまたイタリアで定番のタイトスカートを履いている女性がいましたが……
下にズボンを履いていました。
やはりタイツだけだと真冬では寒いのでしょうね。
冷えは女性に大敵です。
スカートとタイツのコーディネートについては、イタリア服装コラム・タイツでご紹介しています。
若い人たちの間では、このスウェットのようなラフなズボンも流行しています。
大学生はこの格好で登校しています。
寒い冬はロングダウンを着るか、暖かく着込んでお出かけしましょう。
イタリア服装・1月でも防寒グッズは取り上げましたが、ホッカイロ等は日本から持って行った方が良いです。
風邪には気を付けて、イタリアでの新年をお楽しみください!
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イタリアの1月年始になると見かける大きな靴下は何?
イタリアは1月の年始になると、街のいたるところでとある飾りを見かけることができます。
こちらのソックスです。
服装に使われるわけではありませんが、たくさんの大きなストッキングが売られ始めます。
靴下にしか見えないのですが、ストッキングだそうです。
イタリアではサンタクロースが靴下に夜中に来るという話はあまり聞きません。
代わりに、1月6日にとある女性が子どもたちにプレゼントを配りに来ます。
そう、こちらのおばあさん魔女「ベファーナ」です。
ちょっと怖いですよね。
悪い子にはプレゼントではなく、黒いお菓子を詰め込むそうです(地域によって少し異なるようですが)。
1月6日はもともとイエス・キリストの誕生をお祝いして贈り物が送られた日がベファーナでした。
それが今日では、魔女がプレゼントを子どもに届ける日となっています。
子どもだけでなく、大人同士でもプレゼント交換することもあるようです。
日本にはない習慣なので、知っておくと面白いです。
ただし、女性のことをベファーナというと、「魔女」というより「醜い女性」というネガティブな言葉になってしまうそうです。
ベファーナ自体はプレゼントを持ってきてくれるおばあさんとして親しまれているのですが、言わないように注意しましょう。
ちょうどイタリアでは、1月から2月にかけてイタリア人女性も大好きなセール(Saldi)が始まります!
イタリアの服装をオトクに購入してみましょう。
イタリア一年の服装体験まとめもチェックしてみてください♪