イタリアといえばオペラ発祥の地!
イタリア旅行の際にはオペラを見に行かれる方も多いと思います。
でも、オペラって昔のイタリアでは貴族の社交場だったことから、どんな服装でオペラ座にいけばいいのか迷いますよね。
今日のイタリアでは、キレイ目な格好をしていればオペラはOKだと思います。
ドレスやタキシードを着ている人、101匹ワンちゃんのあの悪役女性みたいな高そうな毛皮のコートを着ている人も見かけません。
春や夏の間は特にラフな格好の人が多いです。
初日と千秋楽はみなさんキレイ目になりますが、夏のイタリアは外が40度の世界ですし(イタリア8月の服装記事より)。
秋になると男性は、シャツにネクタイスタイルの人が多いです。
シャツの男性が多いのがこちらの写真だとわかりやすいですね。
冬になるとどことなくよそ行きの格好をしている人は増えても、そこまでドレスアップしているザ・正装な人はいません。
もちろん正装してもOKなのですが、お持ちでない場合は新しく買う必要はないと思います!
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え、イタリアのオペラをGパンTシャツって格好で鑑賞して良いの?!
スカラ座をはじめ、イタリアの各オペラ座には天井桟敷席があります。
当日販売される安いチケットで、オペラの愛好家や学生たちが毎朝早くに並んでチケットを購入します。
天井桟敷席だと椅子も下の階と違って木の椅子だったり、隣の人との間隔が狭かったりと、安いだけあるような席です。
でも、オペラを安くたくさん鑑賞できるのはいいことですよね。
そんなことから、最上階にいる特に学生さんたちはTシャツにGパンというラフな格好な人がいます。
イタリアは以前は「教会は○○な格好をしなければいけない」「オペラ座は○○の恰好をしなければいけない」など、いろいろ決まりやタブーがあったと思います。
それを守ることももちろん良いことです!
そして、今日のイタリアでオペラという伝統文化の敷居が少し低くなって、いろんな人に見に来てもらえることも良いことだと思います。
天井桟敷席ではないなら、少し気持ちキレイ目な格好をした方がオペラ鑑賞の服装としては無難ですが、お手持ちの服で無理のない服装を選びましょう。
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イタリア現地で実際にオペラ鑑賞をしているときの服装
最後に、私が実際にオペラ鑑賞にオペラ座へ行くときの服装をご紹介します。
夏……涼しさ重視のキレイ目ワンピース(日本で買った古着)。
春、秋……ブラウスにスカートスタイル。(axes famme)。
冬……キレイ目ワンピース(The emporium)。
パンツスタイルももちろんOKです!(靴とジャケットは貰い物、ブラウスとズボンはイタリアで購入しました。)
私もあまり派手な服を持っている方ではないので、持っている服からおしゃれ目に見える格好をいつも心がけています。
案外長い靴の文化もイタリア人から注目される足元は、キレイ目な靴を一つ持って行った方がいいでしょう。
ぜひ、イタリア現地のオペラ鑑賞を楽しんでみてください!
男性も女性も、素晴らしければ「ブラヴォー(男の人への掛け声)」「ブラヴァー(女の人への掛け声)」と叫びますし、満足できなければブーイングも飛ばします。
イタリア人観客の熱い反応も楽しめて、これもまた面白いです。
イタリア一年の服装体験まとめもチェックしてみてください♪